Cubismo(クビスモ)について…
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クビスモとは、以下で紹介する絵画技法のひとつ“キュビズム”のスペイン語発音です。
“キュビズムとは、20世紀はじめのパリで、パブロ・ピカソとジョルジュ・ブラックによって生み出された、新たな美術表現の試みのことです。
(抜粋)
一つの対象を固定した単一の視点で描くのではなく、複数の視点から見たイメージを、一枚の絵の中に集約し表現しようとしました。
これは、それまでの西洋美術で当たり前とされていた遠近法や、単一の視点から描くというルールを覆した革新的な技法でした”
このようなキュビズムの考え方が、いま私が取り組んでいる業務にも通ずるのではないかと思い、名付けました。また、職務上に限らず、日常のあらゆる物事を多角的に、“キュビズム”な視点で見続けていけるようにとの願いと自戒も込めています。
アートの世界では、個性的で難解な作品であっても、むしろそれが価値を生むことがあるかもしれません。
しかし、私たちの業務においてはそういうわけにはいきません。図面は言語や楽譜などと同様に、他者への意思・情報伝達が目的だからです。
現在では3次元CADを利用することが一般的になり、3Dデータから直接投影図を興したり、そもそも図面すら不要なケースも増えてきているようです。
3次元CADなどのソフトウェアを駆使すれば、大きな苦労もなく整った図面は作成できますが、やはりそれだけでは人にとっては読みづらい図面になることもまだまだ多いのではないでしょうか。
未来のことは分かりませんが、今はまだ人間のセンスが介入する必要があるのではと考えています。
加工者をはじめ、読み手が迷うことのない図面を描けるように心掛けています。
現在、一人で運営していますので、キャパシティも少なく、できることも限られています。
今は日々、目前の課題に粛々と取り組むのみです。そして残されている時間の中で、よき出会いの訪れんことを願っています。
2022年 6月
代表者プロフィール
川内 亮太/Kawauchi Ryota
1973年うまれ B型
大阪府出身